どう考えても一年以上の自粛生活は異常で、何時終息するか分からないCOVIDー19に苛立ちを感じます。巣ごもりの間は大事な時間を無下に過ごしているような気がし、限られた時間のおばばさまには悔しい思いです。一歩外に出れば視野が広がり、良きにしろ悪きにしろ何も見ないで(経験)で朽ち果てるよりはましです。
行って来ましたよ、上野公園の桜チェックに(24日)。平日の人出が無いだろうと思う午前中に。快晴でしたがとても寒い日でした。近くに住んでいながら一年ぶりになります。先ず驚いたのはJR上野駅公園口がリニューアルされてクールになったこと。
昨年の3月に不要不急の自粛が発令されていました。
新しくなったJR上野駅公園口。人の気配はありません。
改札口を出ると目の前が上野公園入口。黄色の線を辿っていけば公園広場
上野公園の敷地は53万㎡あり、元は寛永寺の境内だったそうです。広場の周りには沢山の文化施設が点在しています。博物館、美術館、音楽堂、神社仏閣、寛永寺にまつわる建造物等々、世界文化遺産や国の重要文化財など数多くあります。日本で最初の動物園は上野公園です。文明開化の発祥地でもあります。
平日でも公園内は大勢のひとで賑わっていますが、コロナの感染者が増え続け、今は園内の施設も休館が多いです。私がいたのは午前十一時頃だったのですが、行き交う人もいなく密にならなかったことはラッキー!でした。
公園の広場。奥の白い建物は国立博物館です。ひと気のない広々とした広場を独り占めし、この風景は滅多に味わえないと思わず深く深呼吸してしまいました。体の毒気が抜けました。
向こうにスターバックス。人の気配はありません。後ろ側には東京都美術館、上野動物園があります。
桜並木になりますが桜はまだでした。三月に入ると間もなくピンク色に染まり人々を楽しませてくれます。大勢の人出を予測して歩道は片側右側通行になるように、ポールを並べて分離されていました。宴会は禁止です。
公園内の風景
銀杏並木、秋は銀杏の葉で黄金色の並木になります。
階段を下りて不忍の池へ。
人が疎らですので何年振りかで行ってみることにしました。
弁天堂。芸術、財産、縁結びのご利益がある。
弁天堂の横側。
大黒堂。谷中七福神の一つ。福を授かり、福を招く、家門繁栄や富貴をもたらす神様。
不忍の池は、鵜池、蓮池、ボート池と分かれています。
鵜池は渡り鳥の休み場所です。男性が餌をまいた餌に鳩、ゆりかもめ、カモ、スズメが群がっていました。
以前はスズメの囀りが当たり前のように聞こえましたが、最近はあまりスズメを見かけなくなりました。寂しいです。
枯果てた蓮。蓮の見頃は七月八月だとか、その時、もう一度ど来てみたいです。
ボート池は名の通り、ボートを漕いで風景を楽しめるのだと思います。
遊歩道は明治の頃、不忍池競馬場として多くの観衆を楽しませたようです。不忍池を周回するコースです。
京成電鉄から上野公園に通じる入り口に、梅が満開でした。直ぐそばに西郷隆盛さんの銅像が立っています。写真には写っていません。
昨夜、TVの番組、世界ふしぎ発見!をみました。上野公園の不思議発見でしたが、私の知らないことが数多くありお勉強になりました。歴史が深いので、今度はもっと丁寧に見ましょう。
おかげで心身ともにリフレッシュしました。歩数計は7906を示していました。
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