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2009年11月

天地人ゆかりの地

 絵の仲間と3人で、今年7月に亡くなられた絵の先生のお墓参りに新潟の大形まで行った。
 初めて訪れる町だった。無人駅で、周辺は野畑が広がり、のどかな町だった。 駅から車で10分ほど走らせた所に寺町があり、その一つのお寺に先生の墓があった。前日は雨風がひどくとても寒かったようだが、この日はからっと晴れ上がり青空が広がっていた。
 若いお坊さんが経をあげてくださった。
 もう訪れることも無いだろう、と思いながらお世話になった先生にお別れを告げた。

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この日(22日)は六日町で宿泊した。“天地人、直江兼続”ゆかりの地。町のいたるところで天地人の旗がひるがえり、愛の文字が目に入った。駅まで迎えに出てくれた旅館の若い衆が途中、坂戸城跡を案内してくれた。苔むした城跡に戦国時代の文武兼備の直江兼続という武将の姿が想像できた。
翌日は千数百年前に建立された雲洞庵を観光した。赤門をくぐると千年昔に返ったよう。参道を通って本堂に向かう途中は色づいた落ち葉で覆われ風情があった。樹木は真っ直ぐ伸び堂々と風格がある。
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 この寺で上杉景勝と直江兼続が幼少の頃、通天存達和尚から武芸、学問を学んだとされている。
 観音堂、座禅堂、宝物殿など見て回った。
 静かな山里にここだけは観光客で賑わっていた。
 NHKの大河ドラマは何時の時も人の目を呼び覚ましてくれるようだ。
 私は“天地人”は見ていない。
 総集編が放映されたら、今回見た景色をふまえ絶対に見たいと思っている。

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それはそれで不安

 怠け癖がついて出勤日意外は家に閉じこもっていても苦痛を感じない自分、それでいて、このままで人生が終わってしまっていいのかと考えると得体の知れない不安も感じる。
 私の仕事も今年いっぱいで終止符をうつが、いざ完全にリタイア生活に入ると思うと侘びしさを感じる。
 これからの生活、意義ある余暇を楽しむ法を学ばないと生涯不完全燃焼で終わってしまいそう。
 何か充実感を味わえることに身を置きたいのだけれど・・・。

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酉の市/2009

  気温が一定せず、11月に入ったというのに寒かったり暖かかったりと体温調整が大変。 Tシャツで済む日もあればセーターを着込むこともあり、体にいいとは思えない。
  今日は一の酉。 昨夜から鷲神社の光々とした提灯が我が家から見え、賑々しい様子が伺えた。深夜0時をめがけて私も出かけようかと思ったが、小雨で寒そうなのでやめた。
 ベッドの中でかすかに聞こえる読経とお囃子を聴きながらいつの間にか寝入ったのは深夜1時過ぎだった。
 今日も曇って寒いというのに、すでに人が出ている。
 昨年の酉の市で買った小さな熊手をこれから納めに行く。
 一年が早々と過ぎて行くようだ。

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芸術の秋

 芸術の秋。
 ここのところ、美術館へ足を運ぶことが多い。
 昨日は、絵の中間の何人かが都展に応募し、皆さん入選したと案内があったので上野都美術館へ見に行った。 100号の大作、趣味とはいえ長年絵を描き続けて来た甲斐があったというものだ。しかも、初応募で入選、素晴らしい。絵の仲間には一水会展や二科展に入選している人も何人かいて、皆さん腕を磨いている。見に行くたび刺激を受けるが、私など数ヶ月前に描き始めた4号の絵が途中で手が止まりなかなか仕上がらない。怠ける時間があっても絵を仕上げる時間がないなんて何とも情けない。

 上野の森は紅葉していた。
 天気も快晴で汗ばむ陽気だった。
 相変わらず人出が多く、ストリートパフォーマンスもあちらこちらで見られた。
 お馴染みの、のどかな上野の秋の風景に一年の速さを感じた。

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畳みに思いを馳せる

 10月中頃から家事に明け暮れし、今、やっと落ち着いた。
 新しいTVのおき場所のために家具を移動したり、畳とふすまの張替えを機会に家具などせっせと磨いたりと、ハードな仕事が続いた。その付けが回ってきたようで腰が痛く、コルセットを身につけている。普段から体を鍛えていないからこのような有様になる。

 苦労の結果、32インチの地デジ対応のTVは、画像も鮮明でワイドでちょっとした映画館気分で楽しんでいる。チャンネルも多く、どの番組を見るか迷ってしまう。
 張替えた畳は何処にいてもイグサの匂いが漂い、昔に思いを馳せている。 
 若い頃、畳部屋は必要が無いと思ったこともあったけれど、今は我が家に和室が有って良かったと思っている。
 子供の頃親しんだ畳生活は、ちゃぶだいを囲み食事をとった一家団欒の様子は懐かしい。もちろん今でも日本間があり、茶の間があり、そこで食事を取る家もあるだろう。でも、やはり昔とは違う。日本間の無い家も多いと聞く。町の畳屋さんも今では探すのが大変。イグサの匂いを知る人もだんだん少なくなっているのではないかしら。   ちょと残念な気がする。

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